同じ部屋でもカーテンの色や柄などで雰囲気が大きく変わります。カーテンを変えることで、快適になったり逆に過ごしにくくなったりすることもあるでしょう。カーテンも家具や家電などと並んで、快適な暮らしのためには欠かせないアイテムです。本記事ではカーテンの選び方について解説していきます。

カーテンの重要性

カーテンの役割は、外からの視線を遮って室内が見えないようにすることだけだと捉えている人も多いかもしれません。しかし、カーテンの役割はほかにも多くあります。例えば、調光や遮光、断熱などもカーテンの重要な役割です。日光が適度に注ぎ込むことで、快適な環境を作れます。冷暖房の効果も使用するカーテンで差が出てくるでしょう。

また、部屋の中でカーテンが占める面積の割合はかなり大きいです。メインカラーとして使用され、部屋の印象を大きく左右します。

機能とデザインの両面でカーテンの重要性は高いといえるでしょう。

カーテンを機能で選ぶ

機能を重視してカーテンを選びたい人は、特定の機能に特化したカーテンがおすすめです。では、どのようなカーテンがあるのか見ていきましょう。

遮光カーテン

遮光カーテンは、日光を遮る機能が備わっているカーテンのことです。通常のカーテンでもある程度は日光を遮りますが、遮光カーテンなら強い日差しにも対応できます。日当たりが良すぎる部屋に住んでいる人や夜勤で昼間に睡眠をとることがある人などにおすすめです。

断熱カーテン

断熱カーテンは熱が伝わりにくい素材を使用しているカーテンです。夏場の日差しによる熱も冬場の冷気も室内には伝わりにくく、冷暖房も効きやすいため電気代の節約につながります。

防音カーテン

防音カーテンは音を吸収する機能があるカーテンのことです。近所で工事を行っているときでも、室内に騒音が届きにくいため快適に過ごせます。また、室内の音も外に漏れにくいため、趣味でピアノを弾いたり音楽を聴いたりすることが多い人にもおすすめです。

防炎カーテン

防炎カーテンは、燃えにくい素材でできているカーテンのことです。通常のカーテンであれば、火災発生時に燃え移りやすく一気に天井まで炎が広がってしまうおそれがあります。これに対して、防炎カーテンなら延焼を防止できる可能性が高いです。万が一の事態に備えたい人は、防炎カーテンを選ぶのが良いでしょう。

また、防炎カーテンは高層マンションでは使用が義務づけられており、消防庁が基準も定めています。基準を満たしている防炎カーテンなら消防庁登録番号が記載されたラベルも付いています。

UVカットレースカーテン

UVカットレースカーテンは紫外線を遮る機能が付いているレースカーテンのことです。紫外線は昼間ならいつでも降り注いでいますが、UVカットレースカーテンを使用すれば、その影響を抑えられます。紫外線から肌や家具、床、壁などを守りたい人におすすめです。

カーテンをデザインで選ぶ

カーテンのデザインを選ぶ際にはどのような点に着目すれば良いのか見ていきましょう。

壁紙や家具に合わせたデザイン

カーテンのデザインは、壁紙や既に設置している家具などに合わせて選ぶことで、おしゃれで統一感のある部屋に仕上げられます。例えば、木製の家具が多い部屋なら、明るいベージュのカーテンがよく合うでしょう。木製でもやや暗めの色の家具が多いなら、カーテンの色もやや暗めにするとバランスが整います。

また、白い家具が多く壁紙も白系統の色なら、カーテンも白系統の薄い色にするのがおすすめです。

基本的にカーテンの色はメインカラーになるため、ベースカラーとなる壁紙の色と同系統で明るめの色を選ぶと統一感を出せます。

場所に合わせたデザイン

掃き出し窓や腰窓などの比較的大きな窓なら、単色か少し柄が入っているくらいのシンプルなデザインがおすすめです。小窓に設置するカーテンや室内の間仕切りとして使用するカーテンなどは、おしゃれさを重視して選ぶのがいいでしょう。

短期間しか使わないならカーテンレンタルがおすすめ

カーテンを設置したいと考えつつも、短期間しか使わないため、どうしようか迷っている人もいるかもしれません。転勤などで近々引っ越す可能性があれば、それまではカーテンなしで過ごそうと考える人もいるでしょう。カーテンを購入しても、引っ越し先ではサイズが合わなくて使えなくなる可能性があります。

そのような状況の人にはカーテンレンタルがおすすめです。かりとこなら1ヶ月単位でレンタル期間を決められます。今はカーテンレンタルを利用して、引っ越し後にカーテンを購入して使用することも可能です。

短期間だけカーテンが必要な人は、ぜひカーテンレンタルの利用を検討してみてください。

まとめ

カーテンは外からの視線を遮る以外にも、遮光や断熱、UVカットなどさまざま機能があり、特定の機能に特化したカーテンもあります。室内でメインカラーになるため、デザイン選びも重要です。壁紙や家具の色に合わせて選ぶと、部屋全体に統一感を持たせられます。

カーテン1つで居心地の良さが大きく変わるため、部屋に合ったカーテンを選ぶようにしましょう。また、引っ越しなどで短期間しか使用しない人には、カーテンレンタルの利用がおすすめです。