新規開業でオフィスを構える際には、オフィス家具など仕事をするのに必要な道具を一通り揃える必要があります。どのようなオフィス家具がいいのか迷ってしまう人もいるかもしれません。機能性重視で選ぶ人もいれば、価格重視で選ぶ人もいるでしょう。本記事ではオフィス家具の選び方について解説していきます。
オフィス家具の重要性
オフィスの環境は仕事の効率に大きく影響を与えますが、特に重要なのはオフィス家具です。オフィスで仕事をする人なら、普段からオフィス家具を使用しています。オフィス家具の使い勝手が良ければ、自分も従業員も能力を十分に発揮できるでしょう。
逆にオフィス家具が使いにくいものだと、余計なストレスを感じてしまいます。業務効率にも悪影響が出てしまうかもしれません。そのため、オフィス家具を選ぶ際には、どのようなタイプのものがあるのか把握し、用途や好みに合ったものを選ぶことが大切です。
デスクの選び方
デスクは収納の有無や形状によりいくつかの種類に分かれますが、オフィスのスペースや用途に合わせて選ぶようにしましょう。では、主なデスクの種類について説明していきます。
平デスク
平デスクとは、収納がなく長方形の天板が付いているだけのシンプルな形状のデスクです。スペースが狭くても設置しやすく、自由度の高い使い方ができます。価格もリーズナブルで、機能性をあまり求めないのであれば平デスクがいいでしょう。
片袖デスク
片袖デスクは、収納用の引き出しが左右のどちらかに付いているデスクのことです。文房具類や書類などを収納しておけます。平デスクと比べるとややスペースを取りますが、利便性が高く、価格もそれほど高くはないことから人気が高いです。サイズも大きいものから小ぶりなものまで幅広くあります。迷った場合には、片袖デスクを選んでおけば無難でしょう。
両袖デスク
両袖デスクは、収納用の引き出しが左右の両方に付いているデスクのことです。片袖デスクと比べると横幅が広いためスペースを多く占有します。収納力が高いのが魅力ですが、オフィス内のスペースに余裕がない場合にはあまり向きません。オフィスが広い場合や、収納したいものが多い場合におすすめです。
ラウンドデスク
ラウンドデスクは、手前の真ん中の部分が窪んだ形状をしているのが特徴です。左右の部分に肘を置きやすく、長時間のデスクワークに向いています。収納用の引き出しは付いていないものが多く、他のタイプのデスクと比べると価格が高めです。
L字型デスク
L字型デスクは、天板がL字型のデスクのことです。収納用の引き出しは付いているものもあれば、付いていないものもあります。広いスペースで作業できるのが魅力で、複数のディスプレイを設置する場合などに使用されます。パソコン作業と紙の書類を用いた事務作業を並行して行うときなどにも便利です。ただし、価格は高めの傾向にあります。
チェアの選び方
チェアもさまざまなタイプのものがありますが、肘ありと肘なしの2種類に大別できます。では、それぞれについて特徴やメリットを見ていきましょう。
肘あり
肘ありは体にかかる負担を抑えられるのがメリットです。長時間のデスクワークに向いており、集中して仕事に取り組めるでしょう。ただし、肘の分だけスペースを取ってしまうのが難点です。エンジニアなどのデスクワークメインの職種に向いています。
肘なし
肘なしのチェアは省スペースなのがメリットです。価格も肘ありのチェアと比べると、リーズナブルな傾向にあります。どちらかといえば、席を立ったり場所を移動したりする頻度が高い場合には、肘ありのチェアよりも使いやすいでしょう。
収納家具の選び方
収納家具は書類や文房具類などを収納するのに使用します。さまざまな形状のものがありますが、主に扉のタイプと大きさに着目して選ぶのがコツです。
扉のタイプ
オフィスで使用する収納家具の扉は、両開き扉のものと引き違い戸のものがあります。両開き扉の場合は、設置場所の前方に十分なスペースが必要です。また、扉1枚分よりも大きいものも出し入れできます。これに対して、引き違い戸の場合にはスライドして開閉するため、前方にあまりスペースがなくても問題ありません。
大きさ
収納家具の大きさを選ぶ際には、無理なく設置できるかどうかと、収納したいものが全て入るかどうかを考慮しましょう。事業が軌道に乗れば書類なども増える可能性があるため、大きさに余裕を持たせて選ぶのが望ましいです。
新規開業ならオフィス家具レンタルがおすすめ
新規開業時にはさまざまな費用がかかります。オフィス家具をまとめて購入するのも、かなりの負担に感じられるでしょう。そこで、新規開業時にはオフィス家具レンタルを利用するのがおすすめです。オフィス家具レンタルなら、購入するよりも費用を抑えられます。また、従業員の増減や事業規模の拡大などに対応しやすいのもメリットです。
新規開業でオフィス家具が必要なら、かりとこのオフィス家具レンタルの利用を検討してみてください。
まとめ
デスクやチェア、収納家具などを選ぶ際には、特徴を押さえた上でスペースや用途を考慮することが大切です。オフィスで仕事をしている様子をイメージしながら、効率良く仕事ができそうなものを選びましょう。そして、購入だけでなくレンタルも選択肢の1つとして検討してみてください。