チェストがあれば衣類をスッキリと収納できて、必要なときにはすぐに取り出せます。ただ、どうすれば上手く収納できるのかよく分からない人も多いでしょう。チェストに衣類を収納する際にはコツを押さえておくことが大切です。本記事では、チェストの選び方や上手な収納方法を解説していきます。
チェストを選ぶときのチェックポイント
上手に収納するにはチェストの選び方も重要です。主に次のような点に着目してチェストを選びましょう。
引き出し
引き出しは収納力を左右するため、チェスト選びでは非常に重要です。大きさや深さ、数などをチェックした上で十分なものを選びましょう。厚めの衣類を収納するには深さが必要です。逆に薄い衣類を収納するのであれば、浅い引き出しで数が多い方が使いやすいでしょう。基本的に毎日使用するものであるため、出し入れしやすいかどうかも大事です。
耐久性
耐久性は底板の厚みや固定のされ方などを見るとよく分かります。底板が側面の板にはめこまれているだけだと、あまり耐久性が強くありません。固定されているものの方が丈夫です。引き出しとは別に前板が設けられていればなお良いでしょう。
デザイン
チェストは大きい家具のため、部屋全体の印象を左右します。また、チェストの設置場所は壁際を選ぶのが一般的です。そのため、壁紙の色やデザインと上手く調和するかどうかも考慮する必要があります。
スッキリ収納するコツ
チェストに衣類をスッキリ収納するにはどうすればいいのか見ていきましょう。
収納箇所を決めておく
衣類の種類ごとに収納場所を決めておくようにしましょう。どこに何が収納されているのか分かりやすく、必要なときにはすぐに取り出せます。
基本的に使用頻度の高いものは取り出しやすい箇所に収納し、たまにしか着ない衣類は一番下の引き出しに収納するのがいいでしょう。
縦向きに収納する
衣類を重ねて収納すると、下の方に収納されている衣類を取り出す際に、上にある衣類をどかさなければなりません。収納する引き出しは決まっていても、探したり取り出したりするのに時間がかかってしまいます。
そのため、縦向きにして重ねず収納するのが望ましいです。そうすれば、引き出しを開けたときに収納されている衣類が全て見えて、どれも簡単に取り出せます。
たたみ方を揃える
衣類のたたみ方がバラバラだと、引き出しの中のスペースを有効活用できません。たたみ方を揃えることで、無駄なくスペースを使えます。衣類の種類ごとにたたみ方を決めておき、いつも同じたたみ方で収納するようにしましょう。
仕切りを使用する
引き出しの中に収納している衣類がずれたり、倒れたりすることもよくあります。収納する際にはきれいに整頓しても、取り出すときには中でグチャグチャになってしまうこともあるかもしれません。そのため仕切りを使用するのがおすすめです。
100円ショップの仕切り板やブックスタンドなどがちょうどいいため、大きさや高さが合うものが見つかれば使ってみましょう。ファイルボックスや収納ボックスなどを使うのも便利です。
小物類はジッパーケースに入れる
チェストにハンカチやベルト、ネクタイ、スカーフなどの小物類を収納する人も多いでしょう。小物類は直接引き出しに入れるのではなく、ジッパーケースなどに入れて収納しておくのがおすすめです。ジッパーケースに入れれば、衣類と同じように立てて収納できます。
チェストの上のスペースも有効活用
チェストは引き出しの中に衣類を収納するだけでなく、天板の上のスペースも活用できます。特に背の低いチェストであれば、上のスペースを積極的に活用しましょう。主に次のような活用方法があります。
収納ボックスを置く
収納ボックスをチェストの上に置くことで、収納スペースをさらに増やせます。ただし、出し入れしにくいため、シーズンオフの衣類を収納しておくのがいいでしょう。また、安全のために重いものは置かない方が無難です。
小さめのラックを置く
背の低いチェストなら小さめのラックを置くのもおすすめです。チェストの引き出しの中は隠す収納なのに対して、上のラックは見せる収納として活用できます。
チェストを購入するかどうか迷うならレンタルが便利
賃貸住宅に住んでいる人や数年以内に引っ越す可能性のある人は、チェストの購入をためらうこともあるでしょう。そのような事情のある人には、チェストレンタルがおすすめです。チェストレンタルなら、必要な期間だけチェストを借りて使用できます。チェストが欲しいものの、あまり長くは使わない人にとって便利です。
利用開始時には配送と設置のサービスもあり、終了時には回収しに来てもらえます。チェストを購入しようかどうか迷っている人は、ぜひチェストレンタルを利用してみてください。
まとめ
チェストに衣類を収納する際には、同じ種類の衣類は同じ引き出しに収納するようにしましょう。たたみ方を揃えて縦にして収納すると、引き出しを開けたときにどこに何があるのか一目で分かり、出し入れもしやすいです。仕切りやジッパーケースも活用すると、さらにスッキリと収納できます。あまり背が高くないチェストなら上のスペースも活用可能です。
収納の仕方を工夫するだけで毎日が快適になるため、ぜひ試してみましょう。
