収納家具を設置すれば部屋の雰囲気が変わり、日々の生活の利便性も向上します。ただ、どのような収納家具が自分の部屋に合うのかよく分からない人もいるでしょう。上手な収納方法なども把握しておきたいところです。本記事では収納家具の選び方や収納方法について解説していきます。
収納家具の役割
収納家具には主に次の2つの役割があります。
収納スペースを増やす役割
収納家具の役割のうち、もっとも重要なのは収納スペースを増やすことです。多くの人は収納スペースが必要なため、収納家具を購入して部屋に設置しています。収納家具があると、衣類や雑貨類などを必要なときに取り出せるように収納しておけるため便利です。
インテリアとしての役割
部屋に収納家具を設置していると、インテリアとしての役割を果たすこともあります。おしゃれなデザインの収納家具なら、設置する前後で部屋全体の雰囲気が大きく変わるでしょう。
主な収納家具の種類
収納家具には主に次のような種類のものがあります。
チェスト
チェストはボックス状で引き出しが付いている収納家具です。普段は引き出しを閉めておき、ものを出し入れするときだけ開けます。衣類を収納する用途で使われることが多く、雑貨類や消耗品なども収納できます。和ダンスもチェストの一種です。
キャビネット
キャビネットは扉や引き戸などが付いている棚のことです。和風のデザインのキャビネットは戸棚と呼ばれることもあります。主に雑貨類などを収納するため、キャビネットが使用されることが多いです。扉や引き戸は中が見えないタイプのものと、ガラスや透明なプラスチックで中が見えるタイプのものがあります。
サイドボード
サイドボードは背の低いキャビネットのことです。明確な区別はありませんが、概ね腰くらいまでの高さのものなら、サイドボードといってよいでしょう。通常のキャビネットと同じように雑貨類などを収納するのに使用されます。背が低いため、上にものを置いたり飾ったりもできます。
キッチンキャビネット
キッチンキャビネットは、食器類や調理器具、調味料などを収納することを想定して作られているキャビネットです。食器棚とも呼ばれ、ファミリー世帯の多くの家庭で使用されています。
上手に収納するためのポイント
収納家具にものを上手に収納するためには、どのような点を押さえればよいのか、選び方と収納方法のポイントを見ていきましょう。
収納するものを具体的に決めておく
収納家具を選ぶ際に、何を収納するのか具体的に決めておきましょう。大きさがある程度定まってから、デザインなどを選ぶのが望ましいです。そうすれば、収納箇所が足りなくなったり、逆に余ってしまったりするような事態は避けられます。
無理なく設置できる収納家具を選ぶ
無理なく設置できるように、あらかじめ設置スペースを決めておき、幅や奥行きなども測っておきましょう。また、快適に使用できるようにするためには、引き出しや扉を開閉するときのことも考慮することが大事です。
使用頻度で収納する箇所を決める
どこに何を収納するのか決める際には、使用頻度に着目しましょう。頻繁に使うものなら、出し入れしやすいところに収納しておくと便利です。出し入れするのに時間がかかる箇所には、使用頻度が低いものを収納しておきましょう。扇風機やヒーターなど、特定の季節にしか使わないものなども、すぐに取り出せないところに収納しておいて問題ありません。
収納するアイテムの大きさや重さを考慮する
大きいものや重いものはできるだけ下の方に収納しておくのが望ましいです。上の方に大きいものや重いものがあると危険な場合もあります。上の方には、できるだけ小さいものや軽いものを収納しておきましょう。
見せる収納と隠す収納を上手に使い分ける
見せる収納というのは意図的に見えるようにして収納し、インテリア性を高める収納方法です。サイドボードの上に乗せたり、中が見える扉の中に入れたりします。大事なものや人形などは見せる収納にするとよいでしょう。
隠す収納というのは、中が見えない扉や引き出しの中に入れておく収納方法です。生活感が出やすいものは隠す収納にすると、室内をおしゃれに彩れます。
収納家具を短期間しか使用しないならレンタルがおすすめ
収納家具が欲しいと考えている人の中には、数年以内に引っ越す可能性がある人もいるでしょう。そのような状況の場合には、収納家具の購入をためらってしまう人も多いです。
そこで、収納家具レンタルを利用する方法もあります。あらかじめ期間を決めて収納家具を借りられるので便利です。かりとこならチェストやキャビネット、キッチンキャビネットを取り扱っています。短期間の利用もできるため、ぜひご検討ください。
まとめ
収納家具を選ぶ際には、収納するものと設置スペースをあらかじめ決めておくことが大切です。使用頻度を考慮して、どこに何を収納するのか決めると上手く収納できます。さらに、生活感を出さずにおしゃれに彩るには、見せる収納と隠す収納の使い分けが重要です。便利さとおしゃれさを両立した収納を実践しましょう。
