これから一人暮らしを始める予定の人の中には、家電レンタルを利用したいと検討している人もいるでしょう。レンタルなら購入する場合と比べて費用を節約できることも多いです。そして、家電レンタルではパック料金というのがあります。費用を節約したい人や時間がない人にとって便利です。本記事では一人暮らしを始める際の準備や費用と併せて家電レンタルのパック料金について解説していきます。
一人暮らしの準備はかなり大変
一人暮らしを始める際には、やらなければならないことが非常に多いです。状況によっては、時間的余裕があまりない中で急いで準備しなければならない場合もあります。
住まい探しと引っ越し業者の予約
まず、住むところを探しましょう。不動産ポータルサイトやアプリなどを使用すれば、さまざまな物件を探せます。不動産会社に行ってみて、相談しながら探すのもいいでしょう。
住むところが決まり賃貸借契約を済ませたら、引っ越し業者を予約します。引っ越しが多い時期だとすぐに予約で埋まってしまうため、後回しにしないことが大切です。
必要なものを揃える
家電や家具、日用品など必要な道具を買い揃える必要があります。家電なら冷蔵庫と洗濯機、電子レンジは最低限必要です。必要に応じて炊飯器や掃除機、テレビなども用意しておいた方がいいでしょう。
家具はテーブルとベッド、収納家具が最低限必要です。日用品は食器や洗面用具、バス用品、洗剤、ハンガーなどを用意しておきましょう。
インフラや行政の手続き
引っ越し先で使用する電気やガス、水道の契約を済ませておきましょう。インターネット回線やプロバイダーの契約も必要です。
また、引っ越しまで2週間を切ったら、現在住んでいる市町村に転出届を出しましょう。転入届も必要ですが、引っ越しが済んでから行います。
一人暮らしの初期費用
一人暮らしを始めるのにどのくらいの初期費用がかかるのか見ていきましょう。
住まいの契約にかかる費用
住まいの契約では敷金の相場が家賃の1～2ヶ月分程度、礼金は1ヶ月分程度、火災保険料が2万円程度です。それに加えて前家賃を支払います。賃貸物件では、通常翌月分の家賃を先払いする仕組みです。入居時には当月末日までの日割りの家賃と翌月分の家賃を支払いますが、このうち翌月分の方を前家賃と呼んでいます。また、不動産会社に仲介手数料を支払いますが、家賃の0.5～1ヶ月分程度が相場です。
全部合わせると、家賃の4～5ヶ月分程度かかります。家賃が7万円なら28万～35万円程度です。
引っ越し費用
引っ越し業者の料金は、引っ越し時期や距離、荷物の量などによって異なります。一人暮らしなら、概ね2～8万円程度と捉えておくといいでしょう。
必要な道具の購入費用
家電製品は冷蔵庫と洗濯機がそれぞれ2～3万円程度、電子レンジは1万円程度です。テレビは大きさによって差がありますが、19インチ程度の小さなテレビなら2万円程度で購入できます。炊飯器は5,000円程度、掃除機は1万円程度です。
家具は小さめのローテーブルが5,000円程度、収納家具が1万円程度、シングルベッドが2～3万円程度で購入できます。
家電が6～10万円程度で家具が4万円程度です。食器や洗面用具、ハンガーなどの日用品の購入に3万円程度かかるため、全部合わせると13万～17万円程度かかります。
家電レンタルとは
家電レンタルは家具を借りて使用できるサービスです。一人暮らしをする期間によっては、家電製品を購入するよりも、レンタルを利用した方が安く済みます。配送や回収、設置などのサービスもあるため便利です。利用を終える際には、回収の日程を決めて待つだけで済みます。
さらに、レンタル中の家電製品が故障してしまった場合にはレンタル業者に連絡すれば、代替品と交換してもらえます。もちろん通常の使用で故障したのであれば、修理費用はかからないため安心です。
一人暮らしならパック料金での利用がおすすめ
家電レンタル業者の中には、パック料金のサービスを提供しているところも多いです。パック料金というのは、複数の家電製品をセットでレンタルする場合の料金のことで、単品でレンタルするよりも安く済みます。選ぶのに時間もかかりません。
かりとこなら家電基本3点パックと4点パックがあります。3点パックの方は、冷蔵庫と洗濯機、電子レンジのセットで12ヶ月レンタルなら41,760円です。24ヶ月レンタルなら58,560円で利用できます。4点パックの方は3点パックにテレビを加えたセットです。12ヶ月なら51,000円、24ヶ月なら64,800円で利用できます。
いずれも、同じ家電製品を単品でレンタルするよりもお得です。また、パック料金のセットに含まれていない家電製品も必要な場合には、単品でレンタルして組み合わせることもできます。
まとめ
一人暮らしを始める際には、かなり多くの準備が必要です。時間がない中で行わなければならない場合もあります。費用面では、住まいの契約にかかる費用がもっとも多くを占めますが、必要な道具の購入費用も軽視できません。費用をできるだけ節約し、手間も減らしたい人は、ぜひかりとこの家電レンタルをご利用ください。
