一人暮らしを始める際には、家具などを一から揃えなければなりません。新たに購入する人も多いですが、必要な家具を全部買い揃えるとなるとかなりお金がかかります。また、一人暮らしを終えた後の家具の処分についても考えておきたいところです。
ここでは、一人暮らしで使用する家具をどう用意すべきなのか考察していきます。
家具は何年くらい使えるのか
ものによりますが、家具は長持ちすることが多いです。通常通り使用していれば数年程度で壊れて使えなくなることはほぼないと言っていいでしょう。たいていの家具は10年程度は使用できるものが多く、家電製品と比べて経年劣化も小さめです。例えばテレビを買い替えても、テレビ台はそのまま使い続ける人もいるでしょう。
他にも本棚やテーブル、ベッドなどは12~15年程度使う人も珍しくなく、物持ちがいい人ならもっと長く使うこともあるでしょう。
このように家具を買うなら、長く使用することを見越して選ぶのが望ましいです。
数年だけ家具が必要になることも
一人暮らしをする人の中には、10年以上も家具を使うつもりはないという人も多いです。主に次のような事情から、一人暮らしをする大半の人は数年だけ家具を必要としています。
大学生の一人暮らしなら4年
地方出身の人が、首都圏など都市部の大学に進学するのを機に一人暮らしをするケースは多いです。ただ、特に問題なく進級していれば4年で卒業するでしょう。そのため家具を購入しても4年間しか使わない人が多いです。
家具を購入しても、本来使えるはずの年数の半分以下しか使わないことになってしまいます。
単身赴任なら
遠方の地域に単身赴任をするときにも、新しく家具が必要になります。そして単身赴任の場合には大学進学と違って期間があらかじめ決まっているわけではありませんが、およそ3年程度で戻って来られるケースが多いようです。その場合には、家具を購入しても、3年しか使わないということになるので大学生の一人暮らしよりもさらに短い期間で使わなくなってしまいます。
不要になった家具はどうする?
一人暮らしを始めるときに購入した家具は一人暮らしを終える際に不要になってしまうことが多いです。では、不要になった家具はどうなってしまうのか見ていきましょう。
引っ越しのときに処分
一人暮らしを終えて実家や自宅に戻るなら、不要になった家具は処分してしまうケースが多いです。引っ越しの準備をするときに必要な荷物と不要な物を振り分け、まだ使える家具を捨てるのはもったいないと思いつつも処分してしまう人が多いです。
そして家具のような大きな物は、通常のゴミとは違って処分費用がかかります。粗大ゴミとして自治体に回収してもらう方法なら安く済みますが、それでも1,000円程度はかかるでしょう。また、自治体に回収してもらう際には、指定場所まで自分で運ばなければなりません。
また、自治体の他に不用品回収業者に依頼して回収してもらう方法もあります。この方法なら自ら運ぶ必要はなく、手間がかかりません。しかし、その分だけ費用が高いのがデメリットです。処分する家具の種類によりますが、数千円程度かかってしまいます。
実家・自宅に持って帰る
家具を処分するのがもったいないと感じているなら、実家や自宅に持って帰る方法もあります。しかし、家具を置けるスペースがないと持ち帰るのは難しいでしょう。引っ越し費用も高くついてしまいます。
また、持ち帰っても使わなければ、物置にしまってしまうだけになるでしょう。しばらくしてから、結局処分してしまうことになるかもしれません。
家具レンタルが便利
短期間だけ家具が必用なら、家具レンタルを利用してみましょう。
家具を借りて使用することができる
家具レンタルというのは、家具を一定期間だけ借りることができるサービスのことです。期間は利用開始時にあらかじめ決めておきます。かりとこなら、1ヶ月単位で利用期間を決められて、利用期間が長いほどお得な料金設定です。
また利用期間満了時には延長することもできるため、大学進学で一人暮らしをする人はもちろんのこと、単身赴任をする人にもおすすめです。
一人暮らしを終えた後は
家具レンタルを利用していれば、一人暮らしを終えたときは家具を返却するだけです。まだ使える家具を処分する必用はありません。物を大切にすることにつながり、処分費用がかからないことから、金銭面でのメリットもあります。その上、返却する家具を引き取りにきてもらえるため、自ら搬出する必要はありません。
まとめ
家具はそう簡単に壊れることはなく、10年以上使えるものが多いです。短期間の一人暮らしで家具を購入しても、まだ使えるうちに不要になってしまいます。そのため、購入するよりも家具レンタルを利用するのがおすすめです。処分費用がかからず、引っ越しも楽になります。