これから単身赴任を始める人は、住むところを決めたり必要なものを買い揃えたりするでしょう。その際に家具は何を用意すればいいのか迷うところです。短期間の単身赴任なら、購入する家具はできるだけ少なく抑えたいでしょう。ここでは、単身赴任で必要な家具の種類や、購入以外での用意する方法について紹介していきます。
単身赴任で必要な家具
単身赴任の際に使用する家具を減らした場合でも、次の家具はどうしても必要になります。
ローテーブル
単身赴任でも、朝食と夕食は自宅で取りますが、テーブルが必要です。ダイニングテーブルだとイスも必要になるため、家具を減らすならローテーブルを用意するといいでしょう。
食事以外でも、読書をしたりパソコンを使ったりするときにも使えます。
衣類用収納ケース
スーツやワイシャツなどは、ハンガーを使ってクローゼットの中にかけて収納しておけます。下着類や靴下、部屋着なども収納するためのものとして、衣類用の収納ケースが必要です。引き出し式のものなら、出し入れもしやすいでしょう。
余ったスペースには衣類以外の雑貨類なども収納しておけます。
食器棚
グラスやカップ、ご飯茶碗、お皿などを収納しておくのに食器棚が必要です。食器類の他に常温で保管できるインスタント食品などを入れておくのにも役立つでしょう。ちょうどいい食器棚が見つからないときには、カラーボックスなどでも代用できます。
単身赴任であると便利な家具
単身赴任であると便利な家具の一例を紹介していきます。なくても困ることはありませんが、費用やスペースに余裕があればあった方がいいアイテムです。あれもこれもと揃えてしまうと部屋のスペースが狭くなってしまうため、自分にとって必要度の高いものだけ用意するようにしましょう。
イスとテーブル
イスに座って使用する1人用のダイニングテーブルがあると、より快適に食事ができます。帰宅後にリラックスしたいときにも、イスがあると便利でしょう。ただ、住む部屋によっては、スペースの都合でイスとダイニングテーブルを置くのが難しい場合もあります。
コタツ
コタツがあれば冬場の寒いときなどに快適です。帰宅後は、コタツで温まりながら、仕事の疲れを癒やせます。冬場の寒さが厳しい地域なら、ぜひ用意したいアイテムです。
また、コタツと聞くとローテーブル型のイメージが強いですが、ダイニングテーブル型のコタツもあります。
ベッド
床に布団を敷いて寝ることもできますが、快適な睡眠を求めるならベッドがあった方がいいでしょう。ベッドを置くと部屋が狭くなってしまいますが、折りたたみ型のベッドなら寝るとき以外は畳んだ状態にしておけます。
テレビ台
テレビは床に直置きにしておくこともできますが、やはりテレビ台があった方が便利です。収納スペースなども付いているため、雑貨類なども入れておけます。
チェスト
チェストがあれば、衣類や雑貨類などを収納しておくのに便利です。部屋の雰囲気を彩る意味でも置いておきたいでしょう。ただ、チェストを置くと部屋のスペースを占有してしまうのが難点です。
キャビネット
キャビネットがあれば、雑貨類や文房具類などを収納しておけます。十分なスペースがない場合には、小さめのものでも置いておくと便利でしょう。
単身赴任を終えた後はどうするか
単身赴任は数年程度で終わることが多いです。1~2年程度で戻って来る予定の人もいるでしょう。単身赴任を始めるときに購入した家具は、もう使わなくなってしまいます。自宅に持ち帰ることもできますが、持ち帰るのが難しく処分せざるを得ないものも出てくるでしょう。
家具類は数年程経ったくらいなら、まだまだ使えるため、もったいないと感じる人も多いです。大きな家具を処分するには費用もかかります。
家具付きの物件を選ぶ方法も
ワンルームマンションなどでは、家具付きの物件もあります。そのような物件を選べば、家具を自分で用意する必要はありません。単身赴任で住む物件を探す際には、家具付きの物件も検討してみるといいでしょう。
ただし、同じエリアの同程度の物件と比べて家賃が2~3割程度高めになっています。また、家具付きに絞ってしまうと、物件選びの選択肢が狭まってしまうのも難点です。
単身赴任使う家具はレンタルで
家具レンタルというサービスもあります。家具を購入せずレンタルして使うことができるので、単身赴任を終えた後も処分することはありません。1~2年程度の単身赴任なら、購入するより安く済むことも多いです。
利用開始時にはレンタルする家具を設置してもらえて、終了時には引き取りに来てもらえるため、引越しの手間も減るでしょう。
まとめ
単身赴任では一通りの家具があると便利ですが、部屋のスペースが狭くなってしまいます。なるべく自分にとって必要度の高い家具だけに絞って用意するといいでしょう。また、家具を購入した場合に、単身赴任を終えたときに不要になる可能性が高いです。家具を購入するのではなく、レンタルの利用もぜひ検討してみてください。