リビングにはキャビネットを置くと、ものを整理しやすく見た目もおしゃれです。現在キャビネットを置いていない人の中には、購入を検討している人もいるでしょう。ここでは、キャビネットの上手な選び方について紹介していきます。
キャビネットの種類
キャビネットは箱型収納家具全般を指し、主に次のような種類のものがあります。
オープン型
オープン型は扉が付いておらず、収納箇所が段組みになっているだけのキャビネットです。非常にシンプルな形状で収納しているアイテムが全部見えます。本棚として使用されることも多いです。
開き戸型
開き戸型は、引っ張って開けるタイプの扉が左右に付いているキャビネットです。ものによっては扉がひとつのみの場合もあります。普段は閉めた状態にするため、収納しているアイテムは見えません。デザインも豊富でインテリアのように部屋を彩れるでしょう。両方の扉を同時に開けられるので、大きなものでも出し入れしやすいです。
ただし、設置の際には扉を開閉するときに他のものにぶつからないような場所を選ぶ必要があります。
引違い扉型
引違い扉型は扉を開閉する際に前方のスペースを空けておく必要はありません。しかし、左右両方の扉を同時に開けることはできず、どちらか片方の扉を残す形になります。そのため、扉1枚分よりも大きなものを収納するのが難しいという点に留意しておきましょう。
主に書類などを収納するのに便利で、オフィスなどでもよく使われています。
ラテラル型
ラテラル型は引き出しの中にアイテムを収納するタイプのキャビネットです。チェストやタンスもラテラル型キャビネットの一種で、主に衣類を収納するのに向いています。
衣類以外のものを収納する場合でも、引き出しを開けると上から中が見えるため、取り出したいものを探しやすいです。
ガラス扉型
ガラス扉型は、引き戸形や引違い扉型のうち、扉にガラスが使われているものです。扉を開けなくても中に収納されているものが見えます。
部屋の広さや用途に合わせて選ぶ
キャビネットを購入する際には次のような点に着目して、部屋の広さや用途などに合わせて選びましょう。
大きすぎないかどうか
同じタイプのキャビネットでも大きなものから小ぶりなものまであります。大きければそれだけ収納力もありますが、圧迫感を覚えてしまうかもしれません。特に高さがありすぎると部屋全体の雰囲気を損ねてしまう場合もあります。
奥行きや幅などは大きすぎると邪魔に感じてしまうことも多いです。リビングなどの広い空間なら大きくてもそれほど気になりませんが、書斎や寝室には小さめのものを置くのがいいでしょう。
何を収納するのか決めておこう
キャビネットを買って設置してから、収納が足りないと気づくことがあるかもしれません。逆に収納が余ってしまうこともあるでしょう。そのため、キャビネットに何を収納したいのかをあらかじめはっきりと決めておくのが望ましいです。そうすれば、ちょうどいい大きさのキャビネットを選べます。
見せる収納もあり
キャビネットに収納する雑貨類や小物類などは、見えないように収納しておきたいものもあるでしょう。逆に見えて問題ないものなどもあります。そのため、見えないようにして収納しておきたいものと、見える状態で収納しておきたいものを決めておくのがおすすめです。
オープン型やガラス扉型などは見せるように収納しておけます。上手に「見せる収納」をすることで、単に収納しているだけでなくインテリアのように感じられるでしょう。部屋全体がおしゃれな雰囲気になります。
キャビネットレンタルを利用するのもあり
キャビネットはレンタルで利用することもできます。次のような状況の人にとっては、購入よりもレンタルの方がおすすめです。
今後引っ越す予定がある場合
転勤などで引っ越す予定がある場合には、大きな家具があるとそれだけ手間がかかります。
また、現在の住まいに合っているキャビネットが引っ越し先の住まいにも合っているとは限りません。そのような事情から、キャビネットを置きたいと思いつつも、購入をためらう人が多いです。
キャビネットレンタルを利用することで、そのような悩みはほぼ解決できるでしょう。レンタル開始時には設置作業も行ってもらえます。
ひとり暮らしをしている
ひとり暮らしをしている人の中にも、キャビネットを使いたいと思っている人はいるでしょう。しかし、ひとり暮らしを終えたときなどに不要になる可能性が高いため、大半の人は購入をためらってしまいます。
キャビネットレンタルなら、レンタル期間を終えた後は引き取りに来てもらえるので、不要になった後の心配はありません。処分することもなく手間もかからずに済みます。1年や2年といった短期間でも気軽にキャビネットを使えるのがメリットです。
まとめ
キャビネットは大きさも種類も多種多様ですが、リビングなどに置いておくと小物や雑貨類などを整理しやすいです。見せる収納で部屋をおしゃれに彩ることもできるでしょう。キャビネットを置いてみたいと考えている人は、ぜひキャビネットレンタルを利用してみてください。