ひとり暮らしを始める際に、衣類や雑貨類を収納するためのチェストを部屋に置きたい人もいるでしょう。初めてのひとり暮らしだと、どんなチェストを選べばいいのか迷う人が多いかもしれません。ここでは、ひとり暮らしをする際のチェストの選び方について紹介していきます。
チェストとタンスは違うもの?
ひとり暮らしで必要なものを買い揃える際にネット通販を利用する人もいるでしょう。ネット通販では商品の写真が掲載されていますが、チェストを探して写真をいくつか見てみると、タンスなのではないかと思う人もいるかもしれません。チェストとタンスは違うのか、それとも同じものなのかという疑問が湧いてきます。
実はチェストとタンスは厳密に区別できるものではなく、基本的に同じものと捉えて差し支えありません。通販サイトや家具店などによっては区別しているところもありますが、主に洋風のものをチェストと呼び、和風のものをタンスと呼んでいることが多いです。
ひとり暮らしにチェストやタンスは必要?
ワンルームマンションなどでは、たいていのところで部屋にクローゼットが付いています。ほとんどの衣類はクローゼットの中に収納できるため、あえてチェストやタンスを置かなくても困ることはありません。そのため、ひとり暮らしの学生や単身赴任をする人などは、チェストを使わないで過ごしている人も多いです。
しかし、チェストがあった方が毎日の暮らしは便利になります。チェストには衣類だけでなく、日用品なども収納可能です。衣類はクローゼットに収納して、それ以外の日用品はチェストに収納するという具合に使い分けるのもいいでしょう。
上手なチェストの選び方
ひとり暮らしで使うチェストの上手な選び方について見ていきましょう。
高さはどのくらいがいいか
チェストは低いものだと腰くらいまで、高いものだと人の身長くらいのものまであります。高いチェストならそれだけ収納力もあるため、良さそうに思えるかもしれません。しかし、あまり高すぎると圧迫感を覚えてしまいます。ひとり暮らしをする部屋に置くなら、なるべく低めのものを選ぶのがおすすめです。
低めのチェストなら圧迫感はなく、インテリアのようにおしゃれに見えるでしょう。
置き場所を決めておく
幅や奥行きなどがちょうどいいかどうか判断するには、どこに置くのかをあらかじめ決めておくのが望ましいです。置き場所を決めたらメジャーなどで測って、最大何センチ程度の幅と奥行きのチェストを置けるのか把握しておきましょう。そして、その大きさに絞って探します。
引き出しの形状
引き出しもよくチェックしておきましょう。引き出しが浅すぎると厚みのある衣類などは収納できないため不便に感じてしまいます。雑貨類なども大きめのものは入らないでしょう。逆に深すぎる引き出しだと中がごちゃごちゃしてしまいがちです。浅すぎず深すぎない引き出しを選ぶには、何を収納するのかをあらかじめ決めておくのがいいでしょう。
また、収納する場所もイメージした上で決めると失敗を防げます。基本的に上の方の引き出しは出し入れしやすいです。そのため、頻繁に出し入れするものを収納するのに適しています。逆に下の方の引き出しは開け閉めする際にかがむ必要があるため、あまり出し入れしないものを収納しておくといいでしょう。
短期間しか使わないならレンタルで済ませよう
ひとり暮らしでチェストを置きたい場合には、購入するのではなくレンタルする方法もあります。購入する場合と比べて次のようなメリットがあり、レンタルで済ませるのがおすすめです。
処分しなくても済む
大学生のひとり暮らしなら、使用するのは通常4年間のみです。卒業後、ひとり暮らしを終えればこれまで使っていたチェストは不要になってしまいます。引っ越しの際に処分せざるをえず、もったいないと思う人は多いでしょう。チェストは4年程度で使えなくなることはほとんどなく、まだまだ何年も使えます。また、チェストのような大きいものを処分するには費用もかかるでしょう。
その点、チェストレンタルを利用すれば、ひとり暮らしを終えた後は返却するだけで処分する必要がありません。処分費用などもかけずに済みます。
設置も回収もしてもらえる
チェストは低めのものでも大きくて重いため、購入後に設置するのが大変です。ひとり暮らしを終えて処分するとすれば搬出しなければなりません。
チェストレンタルなら、そのような手間がかからない点も大きなメリットです。レンタル開始時には、自宅まで届けてもらった上に設置までしてもらえます。レンタル期間が終了したときには、回収しに来てくれるので自ら搬出する必要はありません。
まとめ
ひとり暮らしをするならチェストは低めのものを選ぶと使いやすいです。何を収納するのかをあらかじめ決めておき、購入時にはどの引き出しに何を収納するのかイメージした上で決めるといいでしょう。
そして数年程度のひとり暮らしであれば、購入よりもレンタルの方がおすすめです。大学進学や単身赴任などでひとり暮らしをする際には、ぜひチェストレンタルを検討してみてください。