リビングでソファの上に座って、くつろぐのはよくある光景です。しかし、賃貸住宅に住んでいる場合には、リビングにソファを置くかどうか迷う人も多いでしょう。ソファがなくても生活はできるため、置かずに過ごしている人もいるかもしれません。ここでは、賃貸住まいでソファがあった方がいいかどうか考察していきます。
ソファを置くメリット
まずは、リビングにソファを置く場合のメリットについて見ていきましょう。
くつろぎやすい
リビングにソファがあれば、仕事から帰宅した後などにちょっと座ってくつろげます。家事をしていて、一区切りついて休憩したいときなどにもソファがあると便利です。
椅子などに座ったり畳の上に座布団を敷いて座ったりしてもくつろげますが、ソファの方がリラックスできるでしょう。
ソファなら足腰への負担も小さく、長時間座っていても足がしびれたりお尻が痛くなったりすることもほとんどありません。
また、休日などにはゆっくりとコーヒーを飲みながら過ごせます。友人などを招いて談笑するときにもソファが活躍します。
おしゃれな空間になる
ソファはインテリアとしての役割も大きいです。同じ部屋でもソファがあるのとないのとでは、印象がだいぶ違ってきます。ソファがあるだけで、部屋全体をおしゃれな空間に彩れるでしょう。
ソファを置くデメリット
ソファを置く場合には次のようなデメリットもあります。
家が狭く感じる
ソファは家具の中でも大きな部類に入るため、ソファを置くことでどうしても家が狭く感じられてしまうでしょう。
リビングが広ければあまり気になりませんが、賃貸住宅のような狭い家だと、ソファを置くのにはあまり向かないかもしれません。
引っ越しのときの手間
今後引っ越す予定があれば、ソファを運ぶのはかなり手間がかかります。現在の住居に合ったソファを購入しても、新居では大きさやデザインがあまり合わない可能性もあるでしょう。
また、引っ越し先によっては、室内に設置できず新居に持っていけないこともあります。その場合には、処分せざるをえません。
部屋まで搬入できるかどうか
引っ越しだけでなく、ソファを購入する際にも、部屋まで搬入するのに手間がかかることが多いです。そのため、ソファ購入の際には大きさと部屋の広さを確認しておきましょう。
搬入経路にも注意が必要です。大きなソファは、部屋に設置できるスペースがあっても、ドアを通れない可能性があります。そのときには、搬入時にいったんドアを外さなければなりません。大きさによっては、ドアを外しても通れないこともあります。
マンションに住んでいるのであれば、エレベーターの広さも確認が必要です。エレベーターに入れなければ、階段で運ぶことになります。小さなマンションだと階段でも搬入が難しい可能性もあるでしょう。
また、購入後に搬入できないことが判明した場合の扱いは、お店によって異なります。返品時に送料がかかってしまうお店もあるため注意しましょう。
ソファを置かない場合に代わりとして使えるもの
ソファを置きたくても置けないときには、次のようなものを代わりとして使うと、ある程度はくつろげます。
ベッド
寝室にベッドを置いているなら、ベッドに腰掛けてソファのようにして使う方法もあります。ソファのような背もたれはありませんが、それなりにくつろげるでしょう。特にひとり暮らしの場合には、それで十分かもしれません。
座椅子
座椅子はソファと違ってあまり場所をとらず狭い家でも無理なく置けます。背もたれも付いているので、ローテーブルを囲んで団らんを楽しみたいようなときに便利です。厚めのラグを敷いて座椅子に座れば、リラックスしやすく見た目もおしゃれです。
また、簡単に動かせるため、普段は収納しておいて使うときだけ出してくることもできます。引っ越しのときも運ぶのに特段苦労することはありません。
クッション
クッションの上に座ったり、もたれかかったりすれば、ソファでくつろぐのと似たような感覚になれます。特に大きめのビーズクッションがおすすめです。座椅子とどうように使わないときには、部屋の隅の方に片付けておくこともできます。
ソファをレンタルで使用する選択肢も
賃貸住まいの人の中には、いずれ引っ越す予定の人も多いでしょう。今ソファを買っても、新居に持って行けるかどうか分からないということで、我慢している人もいるかもしれません。
そこでソファレンタルを使ってみてはいかがでしょうか。ソファレンタルとは、あらかじめ決めた期間だけソファを借りて使えるサービスです。そのため、賃貸住まいでも気軽にソファを使えます。レンタル終了時には、業者が引き取りに来てくれるので返却するだけです。引っ越しのときにも処分しなくて済みます。
まとめ
ソファがあれば、疲れがたまっているときなどにくつろぎやすく、団らんを楽しむときにも役立ちます。室内の雰囲気もおしゃれになるので、置いておくのがおすすめです。
賃貸住まいだと置きたくても置けない場合もあるため、座椅子やクッションをソファの代わりとして使うかレンタルを利用するのもいいでしょう。くつろげる場所があるだけで、毎日が快適に過ごせます。