電気ポットはほとんどの家庭にあり、日常生活を送る上で必要なアイテムのひとつです。一人暮らしをする際にはたいていの人が電気ポットを購入するでしょう。しかし、短期間の一人暮らしだと、購入しなくても間に合うと考える人も多いかもしれません。ここでは、一人暮らしで電気ポットが本当に必要かどうか考察していきます。

日常生活で電気ポットが必要になるシーン

普段はあまり意識していなくても、日常の何気ない場面で、電気ポットが必要になることは多いです。

例えば、自宅で温かいコーヒーやお茶を飲むことがあるでしょう。インスタントコーヒーや、急須を使わずに済むティーバッグのお茶でも、お湯だけは必要です。温かいコーヒーやお茶が好きな人なら、電気ポットは必需品と言えます。

また、一人暮らしだとカップラーメンやインスタント味噌汁を食べる機会も多いでしょう。一人分だけ味噌汁を作るのはなかなか難しいため、インスタント味噌汁は一人暮らしの強い味方です。カップラーメンも、休日の昼食や夜に少し小腹がすいたときなどに重宝するでしょう。そのようなインスタント食品も、電気ポットがあるからこそ、手軽に食べられます。

電気ポットがないときにはどうする？

一人暮らしで電気ポットを使わない場合には、他の道具を使ってお湯を用意することになります。電気ポットなしで一人暮らしをするなら、次のようは道具を使っている人が多いです。

電気ケトル

電気ケトルは、お湯を沸かすことができる道具です。一度に沸かせるお湯の量は0.8～1リットル程度と、そう多くはありません。しかし、一人暮らしの人がお茶やコーヒーを飲んだり、カップラーメンを食べたりするには十分な量です。

ただし、電気ポットのように沸かしたお湯を保存しておくことはでません。余ったお湯をそのまま電気ケトルの中に入れておくと、そのうち冷めてしまいます。そのため、お湯を使うときには、その都度沸かさなければならないのが面倒なところです。コーヒーであれば1分前後、カップラーメンなら2分半くらいかかります。

やかん

やかんでお湯を沸かすというシンプルな方法でお湯を用意するのもいいでしょう。水を入れてガスコンロにかけておけば、お湯を沸かせます。電気ケトルを使うときと同様に、お湯が必要なときに必要な分だけ沸かして使います。水を満水まで入れると沸いたときの音がでないため、8分目くらいまでにしておきましょう。また、音が出ないタイプのやかんもあり、その場合には湯気が激しく出てきたら沸いたと分かります。

やかんの大きさは、1.5～3リットル程度のものが多いです。0.5～１リットルくらいの小さなやかんもあります。一人暮らしで大量にお湯を沸かす機会はそうないため、小ぶりなものを選ぶといいでしょう。

沸かすのにかかる時間は1リットルで7分程度です。電気ケトルよりも時間がかかるため、やや面倒に感じる人もいるかもしれません。

ステンレスポット

ステンレスポットは、お湯を保温しておけるポットです。電気ポットと違って、沸かすことはできません。やかんなどを使って沸かしたお湯を、ステンレスポットに入れておけば、必要なときにすぐに使えるでしょう。ただ、電気を使わないため、完全に保温できるわけではなく、時間が経過するとぬるくなってしまいます。

小さなステンレスポットをテーブルの上に置いておけば、見た目もオシャレです。魔法瓶なので、夏場は氷水などを入れておくのにも使えます。

電気ポットなしだとやはり不便

電気ポットがなくても、お湯が使えないというわけではありません。上で紹介したようにすれば、コーヒーやお茶も飲めて、カップラーメンも食べられます。電気代の節約になるでしょう。狭い部屋で一人暮らしをするのであれば、スペースもあくので電気ポットがなくてもいいと思う人もいるかもしれません。

しかし、実際に電気ポットなしで一人暮らしをしてみると、不便だと感じてしまう人も多いです。朝の時間がないときなどには、すぐにお湯を使えないとイライラしてしまうこともあるでしょう。お湯を沸かしてステンレスポットに入れておくのも、けっこう面倒です。

一人暮らしならポットレンタルで済ませよう

一人暮らしで電気ポットを買うか買わずに済ませるか迷っているなら、レンタルで済ませてみるのはいかがでしょうか。かりとこならポットレンタルのサービスを実施しており、2.2～2.5リットルの電気ポットを12ヶ月間4,320円でレンタルできます。2年間なら5,760円です。お湯を保温しておけば、コーヒーやお茶を飲むときも、カップラーメンを食べるときも、すぐにお湯を注げます。

また、既に一人暮らしを始めていてポットがなくて不便に感じている人にもおすすめです。かりとこのポットレンタルは、1ヶ月単位でレンタル期間を決められます。

まとめ

電気ポットは一人暮らしで必ずしも必要というわけではありません。電気ケトルややかんなどで間に合わせるのもありでしょう。しかし、お湯をすぐには使えず不便に感じてしまうことが多いです。快適な一人暮らしをしたいなら、電気ポットは用意しておいた方がいいでしょう。