一人暮らしでもキャビネットを部屋に置いておけば、日用品や雑貨類などをスッキリと収納できて便利です。ただ、どんなキャビネットを選べばいいのか迷っている人も多いでしょう。本記事では、キャビネットについて主な種類や収納術などを中心に紹介していきます。

キャビネットとは

キャビネットは日用品や雑貨類などを収納しておくための家具です。大きさに関しても形状に関してもバリエーションが豊富で、さまざまなタイプのものがあります。キャビネットが1つあるだけで、日用品や雑貨類などをスッキリとまとめられて、普段の生活が便利になるでしょう。

見せる収納と隠す収納の両方ができるのもキャビネットの魅力です。インテリアにもなり、部屋の中をおしゃれに彩れます。

キャビネットの種類

キャビネットの主な種類について見ていきましょう。

引き戸型

引き戸型は、戸を左右に引いて開閉するタイプのキャビネットです。左右の引き戸のうち片側を全開にして開けているときには反対側は開けられません。大きめのものであれば、内部は2段か3段になっているものが多いです。

開き扉型

開き扉型は、引っ張って開閉するタイプの扉が付いているタイプのキャビネットです。扉は1つのみで片開きのものもあれば、2つ付いていて両開きのものもあります。両開きの場合には引き戸型と違って両方とも全開にできるのが特徴です。そのため、大きなものでも出し入れしやすいです。

ガラス戸型

ガラス戸型は、戸や扉の部分にガラスが使われているタイプのキャビネットです。引き戸型でも開き扉型でもガラスと型があります。戸や扉を閉めている状態で内部が見えるのが特徴です。見せる収納をしたい場合に向いているでしょう。

戸や扉が上下2段以上になっているキャビネットの場合には、一部のみガラス戸のものもあります。

ラテラル型

ラテラル型は深めの引き出しが付いているキャビネットのことです。引き出しを開けると、内部を上から見下ろす形になるため、収納してあるものがよく見えます。外からは中が見えないため隠す収納ですが、どこに何が入っているのか確認しやすいです。

オープン型

オープン型は戸や扉などが付いていないタイプのキャビネットです。カラーボックスなどもオープン型キャビネットに含まれます。収納しているものが全て見えるため、見せる収納をしたい場合に向いているでしょう。

キッチンキャビネット

キッチンキャビネットは、食器類やキッチン用品を収納することを想定して作られているキャビネットのことです。例えば、ガラス扉の部分に食器を収納し、引き出しにキッチン用品を収納するという具合です。炊飯器を置く場所が付いているものもあります。

日用品や雑貨類などを収納するキャビネットとは別に、キッチンに置いておくと便利でしょう。

キャビネットの上手な収納術

キャビネットを使用する場合の上手な収納術を紹介していきます。

小さいものはケースを上手く活用

キャビネットに小さい日用品や雑貨類などを収納すると、取り出すときにすぐに見つけられないこともあるでしょう。そのため、小さいケースを活用するのがおすすめです。

小さい日用品や雑貨類は、種類ごとにケースに入れて仕分けておけば、必要なときにどこにあるのかすぐに分かります。

深い引き出しに入れるときには立てて収納

深めの引き出しは収納力が高い一方で、上からものを重ねて収納すると、取り出しづらくなることもあります。下の方に何を収納しているのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。そのため、できるだけものを上下に重ねず、立てて収納するのがおすすめです。

どこに何を収納するのか決めておく

収納する箇所が毎回違うと、どこに何があるのか分からなくなってしまうことが多いです。そのため、収納する箇所を決めておき、使った後は同じところに戻すようにしておきましょう。そうすることで、ものがなくなるのを防止できて、必要なときにすぐに取り出せます。

キャビネットをレンタルするのもあり

一人暮らしの場合には、キャビネットを購入せずにレンタルで利用する選択肢もあります。

キャビネットは種類が多いため、実際に使ってみないことには、どれが自分に合うのか判断し難いことも多いです。購入した場合には、実際に使ってみて合わないと感じた場合でも、我慢して使い続けることになるでしょう。

その点、レンタルなら短期間の利用も可能です。とりあえず良さそうだと思うものを1年だけレンタルして使えます。合わないと思ったら2年目は別のタイプのものをレンタルするのがいいでしょう。

利用開始時には配送と設置のサービスがあるのも、レンタルのメリットです。利用終了時には回収しに来てもらえるので、自分でキャビネットを動かす必要はありません。引っ越しをするときにも手間も減らせます。

レンタルの場合には選択肢は少なめですが、一人暮らしで数年程度使用するだけなら、メリットの方が大きいです。

まとめ

キャビネットは日用品や雑貨類などを収納するのに便利な収納家具で、さまざまなタイプのものがあります。一人暮らしをするときには、キャビネットを1つ部屋に置いておくといいでしょう。その際には、ぜひかりとこのキャビネットレンタルの利用を検討してみてください。