一人暮らしの準備をするにあたって家具を用意すると思いますが、どんな家具を選べばいいのか迷う人も多いかもしれません。部屋があまり広くないのなら、なるべく場所を取らない家具を選びたいところです。ここでは、一人暮らしで必要な家具とその選び方について解説していきます。
テーブル・デスク
食事をするためのテーブルと、パソコンを使ったり読書をするためのデスクが必要です。ただ、一人暮らしだと、スペースが狭くてテーブルとデスクの両方を置くのが難しいこともあるでしょう。その場合にはデスクと兼用にできるテーブルを選ぶのがおすすめです。
テーブルの大きさ
一人暮らしで使うテーブルは幅が60~80センチくらいの大きさを目安にして選ぶといいでしょう。80センチのテーブルなら、食事をする際にゆったりと使えます。デスクとして使う場合でも、特に狭く感じることはないでしょう。
折りたたみ式のローテーブルなら、使うときだけ出すことも可能です。
ハイテーブルやデスクを置くなら椅子も必要
ハイテーブルを選ぶ場合や、テーブルとは別にデスクを置く場合には、椅子も必要になります。椅子を置くスペースなども考慮して選ぶようにしましょう。
収納家具
衣類や雑貨類などを収納しておくための収納家具が必要です。収納したいものの種類や量などを考慮して、次のような収納家具を用意しておきましょう。
チェスト
衣類などを畳んで収納しておくのにチェストがあると便利です。デザインがおしゃれなチェストならインテリアにもなるでしょう。
引き出し式の衣装ケース
チェストを置くのがスペース的に難しい場合には、引き出し式の衣装ケースがおすすめです。押入れの下段やクローゼットの中などに置けば、スペースを有効活用できます。
カラーボックス
日用品や雑貨類などを収納しておくのにカラーボックスが便利です。縦置きも横置きもできて汎用性が高く、本棚としても使えます。小さめのカラーボックスを2つ置くのもいいでしょう。
ハンガーラック
ハンガーラックは、衣類をハンガーでかけられる箇所が付いているラックのことです。冬場はコートなどをかけておくのに便利でしょう。ラックの部分は主に日用品や雑貨類などを収納しておくのに使用します。引き出しが付いているものもあり、見えないようにして収納しておきたいものがあるときも便利です。
ベッド・寝具
一人暮らしでは、ベッドを置くか布団を敷いて寝るか迷う人も多いかもしれません。
あまりスペースを専有しないベッドを選ぶ
ベッドはシングルサイズのあまり大きすぎないものを選ぶのがいいでしょう。ベッドを置きつつも、部屋のスペースも確保したいなら、ロフトベッドや折りたたみ式のベッドがおすすめです。
ロフトベッドというのは、収納スペースと一体型になっているベッドのことです。寝るスペースは上の方にあり、二段ベッドのようにして上れるようになっています。収納スペースの部分には衣類や雑貨類などを収納可能です。デスクを置けるようになっているものもあります。
布団を敷いて寝る
ベッドを置かずに布団を敷いて寝る選択肢もあります。ベッドを置かなければその分だけ部屋を広く使えて快適でしょう。
ただし、毎日布団を畳んだり敷いたりする手間がかかります。押入れやクローゼットの中に布団を収納するスペースも確保しておかなければなりません。
ソファ
ソファはなくても特に困りませんが、余裕があれば置いておきたいでしょう。一人暮らしなら、次のようなソファがおすすめです。
1~2人用のソファ
1人用のソファがあれば、室内で過ごすときの時間が快適です。フットレスト付きのものや回転できるものなどあります。広めの部屋なら2人用のソファを置くのもいいでしょう。
ソファベッド
ソファベッドはベッドとしても使えるソファのことです。ソファとベッドを1つで済ませられるので、スペースを有効活用できます。
家具を購入せずレンタルで済ませるのもあり
一人暮らしで必要な家具を用意する際には、購入するだけでなくレンタルで済ませる選択肢もあります。次のような理由から、購入よりもレンタルの方がおすすめです。
家具は10年以上使えるものが多い
家具のほとんどは、1度購入すれば10年以上は使えるでしょう。一方で、一人暮らしは数年程度しかしない場合が多いです。大学進学に伴う一人暮らしなら4年でしょう。
そのため、家具を購入してもまだ使えるうちに不要になってしまいます。
引っ越しも楽になる
家具レンタルでは、利用開始時に家具を設置してもらえて、終了時には回収しに来てもらえます。重い家具を自分で運ぶ必要はありません。家具を購入する場合と比べて、一人暮らしを始めるときの引っ越しも、終えるときの引っ越しも楽になります。
まとめ
一人暮らしでは、テーブルや収納家具、ベッドなどさまざまな家具が必要になりますが、スペースとの兼ね合いが大事です。ロフトベッドやソファベッドのように、複数の家具の役目を果たすものを選ぶなど、工夫してみましょう。
また、一人暮らしをするのが数年だけの予定なら、家具を購入するよりレンタルで利用するのがおすすめです。