収納家具を購入するときに、どれを選べば良いのか迷うこともあるでしょう。使い勝手の良くない収納家具を選んでしまうのはできるだけ避けたいところです。
また、収納家具は単にものを収納しておくための道具ではなく、インテリアとしての側面もあります。実用性とおしゃれさを両立した選択をすることが大事です。ここでは、収納家具の上手な選び方について説明していきます。
収納家具の種類
収納家具の主な種類について見ていきましょう。
チェスト
チェストというのは引き出し式の収納家具のことです。主に衣類や日用品などを収納するのに使用します。和ダンスもチェストの一種です。大きさや高さはさまざまで、腰掛けとしても使えるローチェストから、人の背丈よりも高いタワーチェストまであります。
キャビネット
キャビネットというのは、箱型の収納家具のことです。扉や引き出しなどが付いているものもあれば、オープンタイプのものもあります。扉の種類もドアのようにして開け閉めするものから、引き戸、透明な扉などさまざまです。複数のタイプの扉が使われているものなど、デザイン性にこだわっているものもあります。
キッチンキャビネット
キッチンキャビネットは、キッチンに設置し食器類を収納するために使用するキャビネットのことです。電子レンジや炊飯器などのキッチン家電を収納できる箇所を設けているものもあります。
テレビ台
テレビ台はテレビを設置するのに使用する台ですが、下の部分に収納スペースが設けられています。ブルーレイレコーダーなどを設置しても、まだスペースが余ることが多く、雑貨類などを収納しておけます。引き出しや扉などが付いていて収納力の高いテレビ台も多いです。
大きなテレビを使っている場合には、テレビ台も大きなものを使用するため、収納スペースもそれなりに多く使えるでしょう。
何を収納したいのか決める
最初に何を収納したいのか決めておき、それに合わせて収納家具を選ぶやり方がおすすめです。例えば、衣類を収納したいという人もいれば、日用品を収納したいという人もいるでしょう。
収納したいものの大きさや量などが具体的に定まっていれば、必要な収納力なども分かります。収納家具を購入後に実際に収納しようとしてみたら、入らなかったというような事態は避けられるでしょう。
また、収納方法も考えておく必要があります。例えば、見えるようにして収納しておきたいものと、見えないようにして収納しておきたいものなどです。何をどのように収納するのか細かくイメージした上で選ぶことで失敗を避けられます。
ホコリがかぶらないようにして収納したおきたいものや、使用頻度が低いものなども考慮しておくとさらにイメージが明確になるでしょう。
収納家具の大きさと置く場所
収納家具の大きさはものによってかなり差がありますが、あらかじめおおよその大きさを決めた上で選ぶのが望ましいです。さらに設置場所も決めておくことで、購入後に自分が使用している様子をイメージしやすくなるでしょう。
そして、大きさと設置場所を決める際には、次のような点をチェックしておく必要があります。
無理なく設置できるかどうか
まず、設置場所の広さをメジャーなどで測って、収納家具の高さ・幅・奥行きと比較し、無理なく収まるかどうか確認しましょう。
扉や引き出しを開けるときのことも考慮する必要があります。ストレスなくものを出し入れするには、単に開けられるだけでなく、周りのスペースに余裕があった方がいいでしょう。
部屋の雰囲気にマッチするかどうか
部屋に置いている他の家具などと見比べてみて、一緒に置いても違和感がないかどうか確認してみましょう。例えば、現在使用している家具が白系統や黒系統の色で統一されているなら、派手な色の収納家具は合わないかもしれません。
また、生活動線などについても考えてみる必要があります。収納家具そのものは良くても、設置場所と生活動線が合わないと、使いにくく感じてしまうかもしれません。
迷ったら収納家具レンタルを利用しよう
収納家具は短期間で使えなくなることは通常ありません。10年以上使用できるものがほとんどです。長く使用するということで、なかなか決められない人もいるかもしれません。
そこで、迷ったら収納家具レンタルを利用してみてはいかがでしょうか。レンタルなら短期間だけとりあえず利用してみることも可能です。
そのため、選ぶのに多少失敗しても問題ありません。実際に部屋に設置して使ってみることで分かることや気づくことなどもあるでしょう。チェストやキャビネットなどをとりあえず部屋に置いてみたいという人にもおすすめです。
まとめ
収納家具選びで部屋の雰囲気や生活の便利さが違ってきます。失敗しないためには、何をどのように収納したいのか最初に決めてから、大きさや設置場所を考えるのがおすすめです。実際に部屋に設置して使っているイメージしながら選ぶといいでしょう。
また、長期間使用するつもりでないなら、購入ではなくレンタルも併せて検討してみてください。